【業務概要】 ビジネス・クリエーション課 課長 吉山洋一
本案件は、情報システム包括支援業務です。当社は、1999年から「ITサポート」の名称で継続的に業務を実施させていただいています。2020年からは、オンライン・オフラインのハイブリット体制へ移行し、現在は8名のメンバーで業務にのぞんでいます。
2020年にお客様が策定した『情報システム基盤整備中期計画』にともない、「ITサポート」では、1.ユーザーの利便性向上、2.セキュリティ強化、そしてそれによる3.お客様へのビジネス貢献、というテーマを掲げました。これに向けて、「オープンでウェルカムなITサポート」というモットーで、情報の透明性を確保するべく、お客様との対話に重点を置いています。
「ITサポート」では、メンバー間のチャットや雑談のなかで、常にいろいろなアイデアを出し合っています。そうした私たちの提案にお客様が耳を傾けてくださるのは、ご担当の増野様、吉岡様の知見に裏付けされた的確な課題意識と高い実行力によるものです。おふたりの実直で真摯な対応が、私たちの励みとなっています。
【お客様の声】 総務・企画課 課長 増野雄一様
当センターでは、情報システムの管理は、総務・企画課(現総務課)で担当しています。そのなかでも内製できる部分とできない部分があり、後者について長年ICDSの「ITサポート」にお世話になってきました。
「ITサポート」には、PCやサーバーの更改などでもたびたび尽力いただいていますが、ユーザーの利便性の向上やセキュリティ対策、教育など、様々なことが加速したのはここ数年です。2020年に、「ITサポート」にも協力していただき、3年間の『情報システム基盤整備中期計画』を策定しました。コロナ禍もあって想定外の課題が出てくるなか、「ITサポート」とゴールを共有しながらひとつ一つ進めてきました。
「ITサポート」と接していて感じるのは、”ノーといわない”という姿勢です。難しい課題に対しても一緒に対応策を検討していただける安心感があります。当方の本部オフィスに併設されている「ITサポート」の執務室は、いつ行ってもお菓子が並べてあって、和やかでいいですね。チャットでも気軽に相談できる雰囲気を作っていただいているのはありがたいです。また、対話に応じられるように当センターとしてもデジタルリテラシーを高めていかなければいけないと感じています。今後も、デジタル化が進展する環境変化をよく知るプロの視点で、当センターのDX推進にご協力いただけることを期待してます。
【お客様の声】 総務・企画課 副課長 吉岡孝二郎様
現在の『情報システム基盤整備中期計画』では、重点課題が3つあります。1つ目は「テレワーク対応」、2つ目は「クラウドシフト」、3つ目が「セキュリティ強化」です。当初は、どこからでもデータにアクセスできるようにする「クラウドシフト」と、必要な人が必要な情報にだけアクセスできるようにする「セキュリティ強化」は対立するところが多くありましたが、うまくバランスを取りながら進めていくなかで、徐々に利便性が向上されていったように思います。
例えば、リモートワークのためのテザリング用に導入したスマートフォンですが、その後、メールやTeamsを使えるようにするなど、ユーザーのニーズに合わせてアプリを解禁してきました。スマホでパソコンと同じ作業ができるようになってくると懸念されるのがセキュリティです。そうした課題が上がるたびに、技術的なアドバイスを提案型で実施してくれるのが「ITサポート」。二人三脚でやっている、といったところでしょうか。
スタッフたちのデジタルへの意識やリテラシーは時代とともに変化しています。数年前はデジタル資産の活用に慎重な雰囲気がありましたが、システム内製化の機運が高まると、グループウェアを使って簡単なビジネスアプリをつくれるスタッフも出てきました。完璧なシステムはないと思っていますので、セキュリティを担保しつつユーザーの利便性を高めるためには、スタッフの意識向上やリテラシーの底上げが不可欠。今後、「ITサポート」に伴走してもらいながら、取り組むべき課題のひとつですね。